業務用エアコンの取付け工事は、搬入と設置と配線を行わなければなりません。大型の機械のために分割して搬入するケースもありますが、ユニックなどで室内へ降ろしてから代車を使い運搬する場合もあります。1つの業者だけではなく設置と取付けは運搬担当が行い、配線と電気工事は別会社が担当するケースもあるのです。事前見積もりで搬入予定の機械が室内へ運べるかなどを含め、確認しておくのがおすすめになります。
業務用エアコンは大型の機械であり耐用年数が長く、性能が高いので広い空間を冷やしたり暖めるのが得意です。とくに工場などは夏場だけではなく機会が稼働している関係上、高温になるケースも少なくありません。強力な業務用エアコンを通年使用して室内温度を下降させて、熱中症や製品の仕上がりのムラを防ぐこともあります。こうした工場で使われているのは壁際に設置するタイプの据え置き型であり、機会がむき出しになっていて大型なサイズで通風孔も広くなっているのです。
冷却性能が高いのが特徴になります。他にも壁や天井に埋め込んで使うビルトインタイプがあり、取付は内装工事のスケルトン状態の時に柱などの強固な部材に取付けるのです。見た目や外観が目立たないので商業エリアで使われるケースが多くあり、オフィスなどでもお馴染みの業務用エアコンになります。その他には吊り下げタイプがあり、据え置き型とビルトインタイプの中間的な性能を持っているのです。